「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」の紹介と感想

こんにちわ。そして、はじめまして。

本日は、当サイトに来ていただき、ありがとうございます。

映画が大好きで、邦画を中心に観ているたけぉです。

さて今回は、一度食べたものは再現できる料理人の数奇な運命の物語。

ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶~をご紹介させて頂きます

この記事を読んで、少しでも興味をもってもらえたら嬉しい限りです。

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コンテンツ

ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜ってどんな物語?

2017年11月3日劇場公開作品。

「おくりびと」でアメリカのアカデミー賞外国語映画賞受賞

日本映画史上初となる快挙を果たした

名匠、滝田洋二郎監督作品。企画担当は秋元康さん。

主演は、2015年に「母と暮らせば」

日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した二宮和也さん。

物語は、天才的な味覚を持つ男が料理に

よって過去を辿っていくという斬新な発想のミステリー。

そして、物語が収束した時、あなたは涙する…。

出演者の紹介

【現代の人物】

佐々木充:二宮和也

通称「最後の料理人」。

「麒麟の舌」と呼ばれる絶対味覚の持ち主。

柳澤健:綾野剛

大衆中華料理店の店長。

充の才能を最初の見抜く。

楊晴明:笈田ヨシ

中華料理界の重鎮。

充に「大日本帝国食菜全席」の再現を依頼する。

鎌田正太郎:伊川東吾

かつて、山形直太朗の助手をしていた料理人

鈴木太一:大地康雄

児童養護施設「すずらん園」の園長。

天涯孤独の身の充を3歳の時に施設に引き取り、育てていた。

山形幸:広澤草

山形直太朗の娘。

【1930年代の人物】

山形直太朗:西島秀俊

「麒麟の舌」の持ち主。

天皇の料理番を務めていたが

三宅の依頼で「大日本帝国食菜全席」を

作成するために満州国へ渡航する。

山形千鶴:宮崎あおい

直太朗の妻。

「大日本帝国食菜全席」の作成に尽力する。

三宅太蔵:竹野内豊

満州国ハルビン関東軍司令部の大佐。

日本の威信を諸外国に示すため、直太朗を満州へ招き

「大日本帝国食菜全席」の作成を命じる。

鎌田正太郎:西畑大吾

直太朗の助手として、「大日本帝国食菜全席」の作成に携わる。

楊晴明:兼松若人

中国の料理人。

直太朗、鎌田と共に「大日本帝国食菜全席」の

作成に携わる。

ヨーゼフ・グーデンバーグ:グレッグ・デール

日本人の事は嫌っていたが

直太朗の料理に感心し、直太朗と良き友になる。

鈴木料理長:竹嶋康成

直太朗が働く満州国の官舎厨房の料理長

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あらすじの紹介

佐々木充は、絶対味覚を持つ最期の料理人である。

絶対味覚とは「麒麟の舌」と呼ばれる

「一度食べたものはそっくりに再現できる」能力の事である。

しかし、彼は今、料理への情熱を忘れかけていた。

自身の能力で店を開いたが、周りと強調せず

我が強かった為、離れていき、閉店に追い込まれたのだ。

その後はお客の「人生最後に食べたい料理」

再現して高額の報酬を得て、自身の借金を返済している。

孤児院で育ててもらった園長の葬儀にも

顔出さないほど、ひねくれてしまった性格の充。

その時、中国から一本の電話が入る。

それはかつての満州国の料理人・山形直太朗が

考えて作り上げた「大日本帝国食菜全席」

レシピを再現してほしい。という依頼だった。

前金300万円、成功報酬5,000万円という依頼に

怪しみながらも、依頼を受ける充。

親友の柳澤健に促されるまま

山形直太朗の足跡を辿っていく。

時は1930年…。

一人の男が満州に呼ばれるところから

物語が急速に加速する。

山形直太朗。「麒麟の舌」を持つ料理人に

課せられた使命は「大日本帝国食菜全席」を作ること。

楊晴明、鎌田正太郎の二人と、妻の千鶴で作成に取り掛かる。

苦悩しながらも、協力して作り上げていくが

それは「偽り」であるということを知る。

現代と戦時中、二つの時代を行き来しながら

やがて収束していく真実とは…。

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たけぉの評価

たけぉの評価としては5点満点の評価では、

4.5点です。

点数をつけるにあたり、評価した項目は4つです。

【ストーリー】

【演出】

【メッセージ】

【ワクワク感】です。

【ストーリー】は点です。

2時間6分という時間内に、散りばめられた物語の破片を

最後、うまく一つにまとめていると思います。

深く先読みをせずに、観ると楽しめる作品だと思います。

過去の出来事が、現代とつながっていく様は必見です。

柳澤健の充への友情がとても温かく

癒されるシーンがラストにあります!

【演出】は点です。

西島秀俊が主演なのではないか?と思うくらい存在感がある。

料理をする場面が多く出てくるのだが

どれも美味しそうで空腹感が出てくるところもポイントなのかも?

出演者の料理シーンはなかなか必見です。

【メッセージ】は点です。

人は一人では生きていけない。誰かを信じて

誰かに信じてもらって生きていける

そんなメッセージをこの作品から受け取りました。

どんな運命が待っていようとも、きっと乗り越えられる。

【ワクワク感】は点です。

物語の後半は、reshipiの行方を巡って充が

駆け巡るところが良かった。

物語の真相に近づいている感じと

一体誰が持っているのか?のワクワク感があった。

まとめ

終始、飽きずに観られる映画だと思います。

佐々木充が、過去の記憶のパーツを手に入れていく過程で

自分がどうあるべきなのかを見つめ直していくところが良かった。

山形直太朗も自分の信念を貫き通して

reshipiを後世に伝えていく様は男らしく惚れ惚れとした。

料理が世界をひとつにする。ということを

心から願った人たちの想いが現代にも伝わればと思いました。

この映画を観て、何か美味しいものを食べたいという欲求に駆られます(笑)

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

これを機に「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」に

興味を持って頂けると嬉しいです。

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