こんにちわ。そして、はじめまして。
本日は、当サイトに来ていただき,ありがとうございます。
映画が大好きで邦画を
中心に観ているたけぉです。
さて今回は、一体だれが何の目的で
殺人を犯してしまったのかの謎を解く
「三度目の殺人」をご紹介させて頂きます。
この記事を読んで、少しでも興味を
もってもらえたら嬉しい限りです。
コンテンツ
三度目の殺人ってどんな物語?
2017年9月9日に劇場公開。
是枝裕和監督のオリジナル脚本によるサスペンス映画で主演は福山雅治。
2017年8月30日の第74回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門への正式出品作品である。
初日2日間で興収収入約2億3千万円で、動員約18万人となり
映画観客動員ランキングで初登場第2位を獲得している。
第41回日本アカデミー賞では「最優秀作品賞」を受賞している。
更に監督含め、キャスト、スタッフも様々な賞をこの作品で受賞されています。
是枝裕和:最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀編集賞
役所広司:最優秀助演男優賞
広瀬すず:最優秀助演女優賞
藤井稔恭:優秀照明賞
瀧本幹也:優秀撮影賞
ルドヴィコ・エイナウディ:優秀音楽賞
冨田和彦:優秀録音賞
出典:映画.com
出演者の紹介
重盛朋章:福山雅治
弁護士。摂津より三隅高司の弁護を引き継ぐ。
三隅を死刑から無期懲役へと持ち込むようにする。
三隅高司:役所広司
自身が勤める会社の社長を殺害し、自供しているが、
面会の度に話す内容が変わる。
山中咲江:広瀬すず
被害者の娘。足を痛めており、引きつりながら歩いている。
山中美津江:斉藤由貴
被害者の妻。
小野稔亮:井上肇
三隅の裁判の裁判長
摂津大輔:吉田鋼太郎
重盛の同僚。最初は三隅を担当していたが、手に負えなくなり、
重盛へ引き継ぐ。
川島輝:満島真之介
重盛の部下。正義感があり、今回の裁判に疑問をもつ。
服部亜紀子:松岡依都美
重盛の事務所の事務員。
篠原一葵:市川実日子
三隅の裁判の検察官。
重盛ゆか:蒔田彩珠
重盛朋章の娘。高校生で少し素行が悪い。
重盛彰久:橋爪功
重盛朋章の父で、30年前の三隅裁判の裁判長を務めていた。
あらすじ
三隅高司は自身が勤める会社の社長を殺害し、火をつけた。
金目当ての強盗殺人で死体損壊罪も加わり、犯行も自供し、
死刑がほぼ確定的だった。
そんな弁護を担当することになった重盛朋章は、死刑から
無期懲役へ持ち込むために調査を始める。
三隅と話すたびに、供述が変わっている。何かがおかしい。
金目当ての私欲な殺人のはずが、被害者の妻も関係してきて
動機が二転三転する。さらには被害者の娘との接点も見えてきて
新たな真実が浮かび上がる。
三隅は本当に殺したのか?
本当の動機は何なのか?
弁護をするのに真実など必要ない。という重盛の考えが
今、覆ろうとしていた。
待ち受ける真実とは一体なんなのか…
出典:映画.com
たけぉの評価
たけぉの評価としては5点満点の評価では、
4点です。
点数をつけるにあたり、評価した項目は4つです。
【ストーリー】
【演出】
【メッセージ】
【殺人度】です。
【ストーリー】は4点です。
終始、シリアスな展開の法廷物語です。笑いは一切ありません。
生まれてきていい人間、生まれてきてはいけない人間。
自分を痛めつけるそんな世界は嫌だな。と思いました。
【演出】は4点です。
話の内容自体が重く、本質を捉えることが出来なかった。
役所広司さんと福山雅治さんの面会室での演技は迫力がある。
広瀬すずさんも当時19歳という若さで迫真の演技でしたね。
無言での演技の難しさを見せつけられた感じです。
【メッセージ】は4点です。
誰かの役に立ちたい。誰かの役に立たないといけない。
こんなメッセージを発信しているのかなと感じた。
被告人は空っぽの器と評した。
それは、誰かの役に立つことで満たされるのではないだろうか。
【殺人度】は4点です。
本作では、2つの明確な殺人が存在します。
では、三度目の殺人とは何を指すのか?
それは観る人により違うのではないだろうか。
被告人、自らを殺す殺人。
弁護人の信念を殺す殺人。
法廷の在り方自体を殺す殺人。
真実は誰にもわからないのかもしれませんね。
まとめ
内容を紐解くのに時間がかかりそうな作品でした。
真実というものは、もしかしたら人によって
変わってくるのかもしれない。
この作品も、観る人によって真犯人が変わると
思いました。それが自分の中での真実なら
それでもいいのかと。
しかし、それを相手に押し付けてはいけない。
あくまでの自分の中の真実に過ぎないのだから。
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
これを機に「三度目の殺人」に興味を持って頂けると嬉しいです。
何が真実かは自分の目で決める事。ってお話でした!