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映画が大好きで邦画を中心に観ているたけぉです。
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出典：MIHOシネマ
さて今回は、手塚治虫が亡くなる前の日記の最後のページに書いていた作品の構想物語。
「トイレのピエタ」をご紹介させて頂きます。
この記事を読んで、少しでも興味をもってもらえたら嬉しい限りです。
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コンテンツ
作品情報の紹介
手塚治虫が亡くなる前に残したメッセージを元に映画作品にしている。
手塚治虫の公式サイトでは、「トイレのピエタ」の主人公のモデルは手塚治虫自身であろうと語られている。
2015年6月6日に劇場公開された。
監督は松永大司。
主演は、RADWIMPSでボーカル&ギターを担当している野田洋次郎。
俳優デビュー作品である。
ヒロインには、プロデューサーが自ら気になる10代女優を見て、杉咲花に決定した。
予告動画の紹介
出演者の紹介
園田宏：野田洋次郎
余命3カ月を宣告された青年。
画家を夢見ていたが、諦めて毎日をダラダラと過ごしていた。
宮田真衣：杉咲花
複雑な家庭環境で育っている高校生。
園田と出会い、何かが変わり始めていく。
横田亨：リリー・フランキー
園田と同じ病室の食道がんの患者。
写真を撮るのが趣味で、エッチな性格。
尾崎さつき：市川紗椰
園田の元カノで画家として成功の道を歩いている。
園田智恵：大竹しのぶ
宏の母。
園田一男：岩松了
宏の父。
橋本敬子：宮沢りえ
拓人の母。
橋本拓人：澤田陸
余命半年を宣告されながらも明るく生きようとする少年。
金沢：佐藤健
園田が入院している病院の清掃員。
水谷：古舘寛治
園田の主治医。
あらすじの紹介
美大を卒業したが、夢を諦めて毎日をダラダラと過ごしている園田宏。
今日も、ビルの清掃の仕事に向かっていた。
そのバイトの時に、美大時代の元カノのさつきと再会する。
彼女は、賞を取ったり、個展を開くくらいまで成功していた。
そんな時、園田は倒れてしまい、検査結果を家族と受けに来てほしいと連絡が入る。
園田はさつきに家族のふりをして、一緒に来てほしいと頼む。
しかし、絵の話になったことで言い合いとなり、さつきは帰ってしまう。
そんな時、病院のロビーでオジサンに絡んでいる女子高生を見つける。
出典：映画.com
どうやらお金をたかっているようだったので、園田はお金を渡し、妹のふりをしてくれと頼む。
そして、一緒に検査結果を聞くことになるのだが、胃に悪性の腫瘍があるとわかり、余命3カ月と宣告される。
一緒にいた少女に今から一緒に死のうと言われる。
園田は少女と一緒にバイクで走るが、少ししたら少女を降ろして帰らせる。
その夜、クラブでお酒を飲み、倒れて病院に運び込まれた。
翌朝、病院のベットで目覚めた園田は隣の横田に声をかけられる。
出典：映画.com
食道がんである彼に連れられて、院内学級の子供たちと触れ合う。
その夜、園田は抗がん剤の副作用に耐えられず、病院を抜け出してしまう。
ビル清掃のバイトに戻るが、抗がん剤の副作用で調子が良くなく、出来なかった。
街で問題を起こしてしまう園田はまた病院へ連れ戻されてしまう。
そんな園田を横田はまた院内学級に連れていく。
そこで拓人という子供と出会い、彼からケーキと塗り絵をもらう。
しかし、園田はそれを捨ててしまい、拓人はショックを受けてしまう。
出典：映画.com
それでも、慕ってくる拓人に思いが変わり始める園田。
園田は偽の妹の真衣に戦隊ものの本とノートを買ってきてもらう。
園田は、ノートに戦隊ものの塗り絵を描き、拓人にプレゼントする。
真衣は、母から家事と認知症の祖母の世話を任されていた。
彼女の気まぐれで園田は外出に付き合わされる。
そこで、さつきと再会したが、一緒にいた男に嫌味を言われ、何も返せない園田。
しかし、真衣はそんな男に嫌味を言い返す。
園田は拓人に頼まれて、拓人の母と3人で教会へと行き、お祈りをする。
出典：映画.com
そこで、余命半年と宣告されたにもかかわらず一年生きている拓人の話を聞く。
そして、次の手術がうまくいけば退院できるのだと聞かされる。
帰り道、なぜか自転車で逃げる真衣と追いかける水着姿の学生を見かける園田。
それを見て、拓人に手術を一緒に頑張ろうなと声をかける。
しかし、拓人はもう帰らぬ人となってしまう。
病院にきた真衣と園田は口論してしまい、お互いに死ねと言って別れてしまう。
そして、園田のガンの転移が判明し、残りの時間をどう過ごすか迫られる。
園田は実家に戻り、家族と過ごそうと思い始める。
出典：映画.com
その夜、真衣を呼び出して、最後の挨拶をかわそうとしていた。
真衣は園田を夜のプールに連れていき、お互い思いを伝えあう。
真衣は園田にキスをして、ファーストキスだから責任をとって。と伝える。
出典：映画.com
園田は残りの命の時間で何をすればいいのか。
今、ようやく自分のするべきことがわかった。
生きるということについて考えるきっかけをくれる物語…
たけぉの評価
たけぉの評価としては10点満点で、
８点です。
全体的には重い話が続きます。
後悔を続けてきた人生の中で、若くして余命宣告を受けてしまう青年。
自分の人生とは一体なんだったんだろうか。と自問自答する。
でも、答えなんて出てこない。
そこまで人生について考えてこなかったら…
ラストシーンの「今、生きてる。生きてるんだ。」ってセリフ、とても重い言葉だと思いました。
杉咲花さんはいいですね。
好きな女優さんの一人です。
そして、忘れてはいけないのが佐藤健さんです（笑）
あんなちょい役で出演するんですか？って思いました。
最初は( ,,`･ω･´)ﾝﾝﾝ？ってなりましたよｗ
生きている。ってことはどれだけ凄いことなのかを教えてくれた作品です。
人生において、最悪なことなんてそうそうあるわけないと思いました。
もっと今の時間を大切に、周りの人を大切にしていきたいと思える作品です。
人生に悩んだらぜひ観てほしい映画でした。
出演者のたけぉ的おススメ作品の紹介
杉咲花さん
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
これを機に「トイレのピエタ」に興味を持って頂けると嬉しいです。
