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本日は、当サイトに来ていただき
ありがとうございます。
映画が大好きで邦画を
中心に観ているたけぉです。
出典:MIHOシネマ
さて今回は、12年前に起きた少女失踪事件が発端で崩壊していく集落の作品。
「楽園」をご紹介させて頂きます。
この記事を読んで、少しでも興味をもってもらえたら嬉しい限りです。
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コンテンツ
作品情報の紹介
吉田修一の短編小説集「犯罪小説集」が原作。
「怒り」や「悪人」が映画化されている。
2019年10月18日に劇場公開された。
監督は「糸」の瀬々敬久。
主演は「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」の綾野剛。
第76回ヴェネツィア国際映画祭公式イベント「Focus on Japan」正式出品作品。
予告動画の紹介
出演者の紹介
中村豪士:綾野剛
母親の洋子とともにリサイクル品販売をしている青年。
12年前の幼女誘拐事件と同じ場所で発生した少女失踪事件の容疑者として疑われる。
出典:映画.com
湯川紡:杉咲花
12年前の幼女誘拐事件の被害者の子と親友。
最後にケンカ別れをしていて、誘拐されたのは自分の責任と思っている。
出典:映画.com
野上広呂:村上虹郎
紡の幼馴染で紡に想いを寄せる青年。
出典:映画.com
黒塚久子:片岡礼子
村おこしの事業において限界集落で孤立の善次郎のことを思う女性。
藤木五郎:柄本明
12年前の幼女誘拐事件の被害者の祖父。
田中善次郎:佐藤浩市
限界集落に暮らす養蜂家。
村のことを思い、みんなの為になることを率先して行っていたが、あることがきっかけで豹変してしまう。
出典:映画.com
あらすじの紹介
中村豪士は母親に捨てられて、生きていた。
孤独ゆえに人との関りが得意ではなく、誤解を招きながら生きていた。
ある夏の日。緑に囲まれたY字路で少女誘拐事件が発生する。
警察や村人が大勢、捜索にあたったがランドセル以外、めぼしものは見つからなかった。
出典:映画.com
直前まで一緒にいた湯川紡は、自分が一緒に帰っていればと心に傷を負ってしまう。
被害者の祖父、藤木五郎は犯人探しに躍起になっていた。
それから12年後。
紡はリサイクル業をしていた中村豪士と出会う。
出典:映画.com
物静かな豪士と心に傷を負っている紡は徐々に惹かれ合っていく。
紡は村の祭りに演者として毎年参加していた。
今年も参加するため、豪士に祭りへ一緒に行こう。と声をかける。
約束した二人だったが、祭りの日、豪士は現れなかった。
出典:映画.com
その日、12年前に誘拐事件が起きたY字路でまた、同じく失踪事件が起きていたのだ。
そして、その容疑者として町営住宅で暮らす豪士が犯人として疑われていた。
村人は豪士を今回と12年前の事件と決めつけて、強引に追い詰めていく。
追い詰められた豪士は街へと逃げて、ある行動に出てしまう。
出典:映画.com
1年後。
Y字路へと続く限界集落で愛犬と一緒にクラス善次郎は、村と村人の為に尽力していた。
村おこしにも積極的に取り組んでいたが、とある決裂から村八分にされてしまう。
追い込まれていく善次郎はある狂気の行動に出てしまう。
たけぉの評価
たけぉの評価としては10点満点で、
6点です。
この作品の恐ろしさは、集団の強引な力というところにあるのだろう。
不安に押しつぶされそうな状況の中、誰かに押し付けることで逃れようとする人間の心理がとても怖い。
そのきっかけは、本当に些細なことでいいのだということの恐ろしさ。
確証もないままに、一方的に追いつめられた綾野剛扮する豪士。
自分たちの現状を無理に変えたくない為に、異端者としてはじかれた佐藤浩市扮する善次郎。
この作品では、犯人や事件について、ぼかしている描写が多くある。
観る人の想像に任せるという手法は嫌いではないが、わからない人からするとモヤモヤが残ってしまう。
過去と現在が交互に展開されていくので、少しづつ謎がわかっていきます。
しかし、本当の結末は観る人によって変わってくるんだろうなと思います。
出演者のたけぉ的おススメ作品の紹介
綾野剛さん
杉咲花さん
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
これを機に「楽園」に
興味を持って頂けると嬉しいです。